日本理科教育学会全国大会 静岡大会で課題研究発表をしました。
部屋には入れないほど、多くの先生にご参加いただきありがとうございました。
今回の「評価」というテーマを学学会で発表する際、様々なレベルで関心があり(例えば、「評価はこのようにあるべきだ」「アセスメントとエバリュエーション」「文科省はどのようなことを言っているのか」「具体的にどのような規準で評価したら良いのか」)、質問も多岐にわたりました。本来の幅広く新しい評価について知見を広げると言う目的は達成したように思いますが、私個人として具体的な評価の検討についてできればと思っていましたが、この幅広い人選や学会の特質から考えると幅広い質問が出ることは当然とも言えます。
今回、私の話はほとんどせず、私の分は資料の配付が中心でした。主なスライドだけ付けておきます。なお、あくまでも評価は授業の目的次第ですので、最終的には授業者が検討しなければなりませんが参考にして下さい。
「思考・判断・表現」の評価を行うに当たって、「問題を見いだす力」の「A」に必要な要素です。下のスライドは、その判断の具体例です。
「思考・判断・表現」の評価を行うに当たって、「根拠ある予想や仮説を発想する力」の「A」に必要な要素です。下のスライドは、その判断の具体例です。
「思考・判断・表現」の評価を行うに当たって、「解決の方法を発想する力」の「A」に必要な要素です。
「思考・判断・表現」の評価を行うに当たって、「より妥当な考えをつくりだす力」の「A」に必要な要素です。下のスライドは、その判断の具体例です。
*この中で、「事実からわかる解釈のみ」をBにいれていますが、文部科学省の方針から言えば、「C」になると考えます。
*「主体的に学習に取り組む態度」については、2020年2月29日に「教育セミナー」で発表します。ぜひお越し下さい。