今回は「問題の見いだし」についてテーマ設定をしました。
なぜなら「導入って難しいです」「問題の見いだしがうまくいきません」というお話をたくさんいただくからです。
確かに、以前にうまくいったからといって、次もうまくいくとは限りません。理科では授業の内容が毎回変わるため、同じ導入ができませんし、「子どもが問題の見いだしができたかどうか」を評価することになっている(主に3年生の「思考・判断・表現」の評価観点として評価)ため、単に導入ができればよいというわけではないのです。
「問題」は、先生が子どもから引き出すものです。とはいえ、自由に言わせてもうまくいかないため、子どもから(授業として言ってほしい)「問題」が出やすくなるように “環境づくり” や “先生の声のかけ方” が重要になります。
そこで今回は、そもそも「問題」や「問題の見いだし」とは何か?「問題の見いだし」がなぜ大切なのかについて述べたいと思います。