だんだん暑くなってきて、私の家の仏壇に供えている花の水もすぐに少なくなってしまいます。少し水替えをサボると、すぐにしおれてしまいます。結構花って高いんですよね。花が水を吸う早さを実感します。 さて、今回も質問が来ているようです。
「寺本先生がお答えします!」のコーナーでは、実際に受けた質問をもとにお答えしています。ご質問は、ページ下の「質問受付フォーム」にて常時承っています。
理科の班づくりの時に、何人班にすればよいのか困ってます。
原則「4名」にしたいですね。何を重視するかで班の人数が変わります。考え方として、以下の3つの観点で考えてみました。
1.学級規模と班の数から考える
学級の人数は、様々ですが、1クラス20人から40人くらいが多いと思います。40人の学級で、3人班なら10班を超え、実験や観察の道具がたくさん必要になります。また、30人で5人班なら6グループで済みますが、班の中で役割がなく、お客様状態になる子どもが出てきます。
つまり、学級規模により班の人数によって班の数が決まり、道具の数が足りるかどうかが影響してきます。
2.一人ひとり体験させたい内容があるかどうかで考える
アルコールランプや星座板などの道具の使い方を学ぶ際、見ているだけではダメで、一人ひとりが体験することが大切になります。班の人数が多く道具が少ないと、一人ひとりに体験させると待ち時間やトータル時間が長くなってしまいます。
つまり、一人ひとり体験させたい内容があるならば、班の人数を4名より少なくした方が良いでしょう。ただし、体験をする実験道具の数も考慮する必要があります。
3.ブレーンストーミングみたいに沢山の考えを出すことが目的かで考える
沢山の考えを出させたい場合、少人数では考えの広がりが狭いままになることが多いようです。児童がたくさんいて考える良さは、他者の考えに刺激を受けて自分の考えを深めることができるところなのえはないでしょうか。
つまり、多くの意見を出させる際は、5名や6名が良いいと考えられます。