家でフィンガーライムを育てています。葉っぱが小さいこともあり、アゲハがやってきては卵をうみます。それを放っておくと、葉がすべてなくなってしまうため、駆除をしています。教材としてはいいのですが、植物を育てる方を優先するとそのアゲハの卵や幼虫も厄介者になってしまいます。教材としてももったいないので何とかしたいと思っている今日この頃です。 さて今回も質問が来ているようです。
寺本先生がお答えします!」のコーナーでは、実際に受けた質問をもとにお答えしています。ご質問は、ページ下の「質問受付フォーム」にて常時承っています。
現在、中学校の理科を担当しております。一点教えていただきたいのですが、総括評価につながる記録に残す評価【思考、判断、表現】をする場合、レポートやノートの記述、パフォーマンステスト、定期テスト、ロイロノートの等のシンキングツールの活用、授業中の発言や観察などの方法がさまざまにあると思いますが、観察による評価をする場合、1時間に30〜40人を記録に残しつつ、評価することは大変難しいと感じています。ビデオ等を使って後から評価する方法もあるのかもしれませんが、評価に時間がかかりすぎるかと、、。一人一人を見取る上でどのようなことを意識すれば良いでしょうか。最近では、まずは全員をB評価と捉え、C評価、A評価を見つけるといったスタンスで評価を試みようと考えております。ご意見をお聞かせいただければ幸いです。よろしくお願いします。
とても真剣に評価について考えられている先生ですね。丁寧にやればやるほど時間がかかりすぎて他の業務に支障が出ますので、滝藤に評価する意味ではないのですが、どこかで折り合いをつける必要があります。
思考力の評価はノート中心で良い
思考力の評価は問題解決に必要な力を自らの力で発揮できたかどうかになります。思考過程の場合は、授業のある場面の一瞬のタイミングで「児童・生徒が何を考えているのか?」を知りたいわけです。目視だけで判断すると判断基準も怪しくなりやすい上、あるタイミングの考えを記録もせずに評価するのは無理があります。そのため、ノート中心であるタイミングで児童生徒が考えていることを書かせることをするといいです。
ノートに書かせれば、 刻々と変化する考えを ある時点で考えていることが記録できますので証拠にもなります。
1時間で全員をチェックしようと思わない
1時間で全員をチェックするのはよほど単純な観点でなければ難しいですね。同じ単元で同様の観点を評価する場面はありますし、学期で評価する場合で考えても、複数の単元を扱って総合的に評定ができるはずです。いくつかの場面で評価して評価すれば良いのですから、時間ごとで人を決めて確認することもいいともいます。