活動実績

新しい能力測定のフロントライン

全国学力・学習状況調査CBT化に向けた取り組みを行っています。

令和6年度の全国学力・学習状況調査CBT化の本格実施に向け、委託事業を受け研究を行っています。 全国調査が円滑に進むように、問題作成の研究を行います。

【2022年度 国立教育政策研究所委託事業】 「全国学力・学習状況調査のCBT 化に向けた多様な能力を幅広くかつ的確に測ることができるCBTの特性を生かした調査問題の研究開発事業」(令和4年8月~令和5年3月)

(目的)全国学力・学習状況調査を実施している7つの教科に対して各教科の特性を生かして,①全国学力・学習状況調査のCBT化に向けた試行・検証を踏まえ,従来の紙では十分に測れない能力を測る問題等,CBTの特性を生かした「CBTならでは問題」を開発すること,②開発した問題を「文部科学省CBTシステム(以降「MEXCBT」)」に実装し,実際に児童・生徒に対して調査することを通して,CBT問題で測れる能力やCBT問題形式や内容,表現方法,試験や採点の運用における課題を明らかにすること,③今後の全国学力・学習状況調査におけるCBTでの作問において,作問者が問題のCBT化に関する理解を円滑に深めるための「問題作成指針」を作成すること,を本事業の目的とする。 ①「CBTならでは問題」を作成し、文部科学省CBTシステム(MEXCBT)に実装、学校調査する 本委託事業では、教科の特性を生かした「CBTならでは問題」を、文部科学省CBTシステム「TAO(タオ)」というシステムに実装し調査する。*小学校国語,小学校算数,小学校理科,中学校国語,中学校数学,中学校理科,中学校英語の計7教科について大問4問程度作成する。 ②「問題作成指針」の作成 今後の全国学力・学習状況調査におけるCBTでの作問において,作問者が問題のCBT化に関する理解を円滑に深めるための「問題作成指針」を作成する。

【2021年度 国立教育政策研究所委託事業】 「全国学力・学習状況調査のCBT化に向けた試行・検証のためのCBT 問題開発に係る調査研究」(令和4年1月~令和4年3月)

(目的)全国学力・学習状況調査のCBT化に向けた試行・検証を踏まえつつ,それにとらわれることなく従来の紙では十分に測れない能力を測る問題等,CBTの特性を生かした問題を試行的に作成し,CBT問題で測れる能力やCBT問題形式や内容,表現方法等についての課題を明らかにする。 「CBTならでは問題」を作成する 本委託事業では、教科の特性を生かした「CBTならでは問題」を、「TAO(タオ)」というシステムに実装できる大問1つ程度(3問程度)または、特徴的な単問を3個程度作成する(多い分にはその限りではない)。 CBT化により想定される課題等を洗い出す 本事業で試作した問題を通して課題を洗い出し,今後のCBTの特性を生かした出題方法として,どのような工夫ができるかさらに検討が必要な事項についてとりまとめる。

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